音漏れと構造の関係
マンションのような集合住宅では、お隣りや上下の住戸に音が伝わらないか心配ですね。
建物の構造は、鉄筋鉄骨コンクリート,鉄筋コンクリート,鉄骨,木造と区別され、最も遮音性が良いのは鉄筋鉄骨コンクリート、次が鉄筋コンクリートです、最近のマンションはこのどちらかの構造で作られています。
しかし音の伝わり方というのは建物によって様々ですので、鉄筋コンクリート製だから全く音が漏れないわけではないのです。
ここで重要になるのがスラブです。スラブとは、マンションの床を支える板状のコンクリートのことで、スラブ厚と呼ばれているのがその板の厚さのことです。
重量床衝撃音といって子どもが走り回ったり跳びはねたりする音の響き方はスラブ厚に影響を受けます。一般にスラブが厚いほど遮音性が高くなり音漏れを防ぐことができます。最近のマンションでは20センチメートル以上のスラブ厚が一般的です。
もちろん、スラブが厚いから騒音を出して良いというわけではありませんが、音漏れがしにくいという一つの目安になるので、重要なチェックポイントと言えます。
気をつけなければいけないのは、スラブはマンションの共用部分といって、勝手にリフォームできない構造体だということです。
ですから、後になってスラブをもっと厚くして防音対策をするということはできないのです。マンション選びの際にはスラブ厚にも注目してください。
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