鉄筋コンクリートの新築はカビが生えやすい?

鉄筋コンクリート製の新築マンションはカビが生えやすいというイメージがあります。

鉄筋コンクリート製のような高気密住宅は、機密性が良いため、室内に水蒸気がこもりやすいので結露しやすいからです。

それに加えて、竣工した直後のマンションは、まだコンクリートの水分が抜けきっていない状態です。そのために、壁から湿気が出てくるのは避けられないのです。

なぜ鉄筋コンクリート製の建物にはそのような水分が含まれているのでしょうか。コンクリートは、まずセメントと水が化学反応で固まり、その後で水酸化カルシウムとケイ酸が、水によってゆっくり化学反応を起こします。

そして時間をかけて更に強度のあるコンクリートに変化するのです。つまり水分は、建物の強度をより高めるのに必要不可欠な存在なのです。

ですから、壁から発生する湿気は鉄筋コンクリート製住宅の宿命と言えます。コンクリートが乾くまで待ってから入居したい?いいえ、それは現実的ではありません。

というのは壁の中のコンクリートが乾くまでには数年かかると言われているからです。それでは気に入ったマンションを購入しても、コンクリートが乾くまではとても待てませんね。

では湿気を減らしてカビを寄せ付けないためにはどうしたら良いでしょうか。一番効果的なのは、こまめな換気です。換気によって、壁から出てくる湿気を取り除き湿度を低く保つことが、カビを寄せ付けない家の秘訣です。

最近のマンションは、ほぼすべての物件に24時間換気機能があります。新居の鍵を受け取り、電気が来たらすぐに24時間換気機能を作動させれば安心です。

新築マンションを購入したら、引渡し後しばらく住めない場合も、この24時間換気機能は止めずに、時々マンションに足を運んで空気を入れ替えましょう。入居する前にカビが生えては大変です。鉄筋コンクリート製マンションの特性を理解した上で換気を徹底して行い、カビを寄せ付けないようにしましょう。

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